初めての家づくり その3【施工会社選び 前編】
こんにちはー。大寒を直前に、かなり冷え込んできた福島市より家づくりの夢を応援するブログ、第3弾をお届けします。
今回は「土地の目途は付いた、次はハウスメーカー探しだ!!」というテーマです。今、ハウスメーカーと書きましたが皆さんはハウスメーカーと工務店の違いって言えますか?
大まかに言うと「住宅を商品として開発して広範囲の街で『販売している』会社」がハウスメーカー。対して「ひとり一人の施主の希望に応じて住まいをカスタムメイドする会社」が工務店。住宅を商品として開発することとは、施主の希望の最大公約数を間取りや内外装を、数百パターンのデザインに落とし込んでネーミングし、想定した施主(今の言葉で言うとアバター)の暮らしを提案するカタチで「こういう家を用意したので○○万円で買いませんか?」ということ。しかも全国展開でその商品を販売する支店のネットワークも必要。とても労力とコストがかかります。広告宣伝費もかかります。
一方、多くの工務店には自社住宅のカタログもありません。施主の希望をカタチにするという点ではハウスメーカーと同じですが、既存のプランを組み合わせるのではなく、あらかじめ用意した中から選んでもらうのでもなく、ほとんどが白紙からのスタート。
ハウスメーカーの家づくりは研究開発してきた過程で耐震・耐久や断熱などを保証できる性能値を積み重ねてきました。それが施主の安心につながります。前述のように商品を完成するまでのコストは、その安心のコストであり、大手ブランドを手に入れる対価でもあります。
工務店の建てる住まいも国交省が定めた耐震・断熱基準を厳格に守った設計であることはもちろん、実はハウスメーカー住宅の施工現場は、多くの地元工務店が支えているのも事実。工務店各社の技術力は折り紙付きなのです。
それじゃあ、何を基準にハウスメーカーと工務店を選べばいいのか。その一つは「ヒアリング力・提案力」、もう一つが「施工例見学」です。詳細は次回をご期待ください。
では、また。