恵みの雨が春を連れてきます ~ようこそ福島へ~
3月26日は冷たい雨の日曜日でした。桜が開花すると決まって少し寒の戻りがあります。曰く、花冷え。春を告げる花が開くには、冷たい雨の刺激が必要だと言わんばかりの「崔花雨」(さいかう)。ついこないだまでは氷点下の朝を迎えていたこの街です。三寒四温を繰り返して一歩一歩、福島にも春がやってきます。そう、「花見山」のきらめく季節がやってきたんです。
この2月3月、アパート探しのご子息を連れた遠来の親御様に、福島の名所ですと胸を張って紹介してきたワタシ。万世町の本店カウンターには、花見山の花き農家庭先で買ってきた花木の枝ものを飾っています。
桜の枝一つが心を穏やかにしてくれるものですが、平穏無事なことばかりでないのが世の常。これから皆さんが迎える福島での新しい暮らしにも、冷たい雨が降ったり心が折れそうな北風が吹きつける日があるかも知れません。でも、大丈夫。七転びだからこそ8回起き上がれる。花が咲き、そして実が結ばれるのです。困ったことがあった時にはどうぞ頼ってください。福島市民も花見山の花も、きっと皆さんの味方です。
ようこそ、花と果物の街ふくしまへ。
では、また。
(写真はおとといの花見山付近の風景)