消毒スプレーで濡れたままドアハンドルを握らないでください!!
5類となって抜けつつあるコロナ過ですが、多くの方がまだ手指消毒スプレー類を使用しています。賃貸生活を始め、実生活の住宅設備に弊害が起きてきています。その問題は、アルコールスプレーを手指にシューして揮発しないまま、つまり濡れたままドアに何度も触れている方の場合です。何度も何度も濡れた手でドアハンドルに触れると、ハンドルの塗装面を保護しているトップコートをはがしてしまいます。やがては塗装面も剥離してきてベタつきが始まります。
原因は一部の消毒液に含まれるイソプロピルアルコール(IPA)。エタノール製剤の場合はそれほど大きな影響はないようですが、IPAはもともと塗装面の脱脂や剥離に使われる溶剤ですので当然、上記の現象を引き起こします。
そうなってしまったら元には戻りません。数万円払って部品を交換するか、シリコン製などのドアノブカバーを使用していただくことになります。そのカバーはもともと、お子さんが頭をハンドルにぶつけてもケガしないための製品ですがカラフルで見た目にも良いかもしれませんが。
では、また。