マイホーム新築ごっこ ~その7 建築費シェイプアップ②照明計画編~

今回の建築費シェイプアップは照明器具編。こんにちは、福仙通商のオーサワMです。建築費の無駄だと思われる部分の削減を「コストダウン」という企業努力的な単語ではなく、贅肉をそぎ落とす「シェイプアップ」として新しい提案をしています。

1990年代からお店のインテリアで間接照明が流行り出してから、住宅でも多用されているダウンライト。明るさが控えめな一方、設置する天井に切り欠き加工が必要なため割高で、LEDでも熱がこもりがちで故障も少なくありません。

一方、一般的なシーリングライトも通常は1部屋1ヶ所。器具のメーカーは多くて2社からのセレクトだと思います。そこで通称「スライドレール」と呼ばれる写真のようなライティングレール(または配線ダクト)を天井や壁に施工してもらうだけ、というプランはどうでしょう。器具をワンタッチで付ける「引掛シーリング・ローゼット」という小さな部品をレールに必要数だけ施工してもらいます(この作業は電気工事資格が必要)。そこにコンセントも付けられます。あとはネットで安く購入した好みの照明器具を自分でカチッと取り付けるだけ。追加の引掛シーリング自体は400円程度。スライドするから位置の変更もラクラク。壁に当てる間接照明用の器具も使えます。

この方法でも天井裏までの電気配線は同じ。しかし照明効果は多彩に。照明機器のセレクトも全メーカーに広げられますし、飽きたらその時々の流行に合わせて自分で交換。しかもネットフリマ購入なら格安で。もちろん統一感のセンスは必要になりますよ。では、また。