幕下力士は「関取」じゃないから文字すら違うって(´;ω;`)
初場所を7戦全勝でしめくくり、来場所は幕下から十両に復帰確実と地元ファンを喜ばせている大波3兄弟の若隆景。若元春も勝ち越し10勝。ところで幕下のお相撲さんは「関取」じゃないって知ってますか?
関取とはカンタンに言うと給料をもらえる正社員のお相撲さん。十両以上のこと。十両、前頭、そして三役と呼ばれる小結、関脇、大関。その上が横綱という出世道。十両に上がる前は幕下、三段目、序二段。ちなみに相撲部屋に入ったばかりの新人の取り組みは「前相撲」といい、午後1時から始まる4KのNHKテレビ中継にも間に合いません。
話をタイトルに戻しますと、優勝経験のある若隆景がケガで幕下まで陥落し、復帰2場所目の今場所で快進撃を果たし、全勝。ところがテレビ中継では、奇妙なことがありました(写真は初場所6日目)。関取(十両十四枚目)の千代栄を紹介する書体(フォント)は「相撲体」(根岸流)と呼ばれる独特な情緒のある太文字ですが、幕下一枚目の若隆景の文字は単なる明朝体。格下だと名前の文字すら軽くあしらわれる(あえて言葉をキツくしました)。
どこまでも勝負の世界なんだな。がんばれ!郷土の力士。では、また。