冬来たりなば、春遠からじ。ならば、夏も遠からじ。
一見、日本古来の言葉のように思っていたけど実はイギリス詩人の一節を和訳したセンテンス。雪がちらつき始めて冬が到来したけど、ここから数ヵ月経てば、ほっこりと暖かな春はきっと来る。つらい時期を耐え抜けば、幸せな時期は必ず来るという意味で、とても好きな言葉です。
「ということは」と、汗がじんわりにじむ。春の次には灼熱の夏が来るじゃーないか!!
「福島の夏は覚悟と対策が必要です」この春、福島に越して来られる転勤・新入学の皆さんに必ずお話しました。夏の対策は陽ざし対策。この窓には遮熱カーテンを、この窓とここの窓を開ければ部屋にこもった熱気は出ていきやすい。2階より1階のお部屋を……。
今はまだ冷たい雨が降って桜の開花も見通せない春ですが、猛暑の夏は遠からじ。でも、だいじょうぶ!! そのあとには美味しい果物がたっぷり楽しめる福島の秋も来ます。ようこそ、めぐる四季を愉しめる「花も実もある福島」へ。