人はなぜ、いま聞いたばかりの話ですら覚えてないのか?

ムーディ勝山の有名なフレーズに「右から左へ受け流すぅ~」という歌詞がありますが、ホントに人々は(ワタシも含めて)、人の話を聞いていない。いや、聞いたそばから忘れるものです。

これは難しく言うと、経営学者ピーター・ドラッカーがコミュニケーションの第2原理として記した「知覚を期待しているもののみが知覚される」で説明できます。簡単に言うと、聞きたいと思っていない情報は耳に残らないということ。その人に対して、これからアナタが聞きたいと思ってる話をしますよ!! だから聞いてねっというアクションを打たないと記憶に残らないんです。

ま、ドラッカーの経営学の本のことではなくて、アニメ化もされた小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」で15年前に大ブームが起き、「もしドラ」が流行語になりましたね。まさに今「もしもトランプが再選されたら」を略した「もしトラ」が海の向こうで騒がしくなってるので書きました。では、また。