デフリンピックを知りたい
来週28日からパリで、今度はパラリンピックが始まりますね。パラリンピックの「パラ」の初めの語源は体の不自由を意味する「パラプレジア(まひ)」だったのですが、視覚や知的障害アスリートたちの競技スポーツの祭典という考え方で「平行」「もうひとつの」を意味する「パラレル」という意味が1964年の東京大会で添えられるようになったのです。
ところで、その競技会にはろう者のアスリートは参加しません。ろうアスリートには4年に一度の「デフリンピック」があるのです。来年、その大会が東京で行われます。https://www.deaflympics2025.com/ しかし競技の中で唯一、デフサッカー競技だけは実は福島県で開催予定。その会場が、言わずと知れたJヴィレッジ、開催は11月。注目したいものですね。
障害のある人たちがいろんな想いを持って取り組んでいること。それがスポーツであっても、学習であっても、仕事や社会活動、趣味や育児、さまざまな生活の一瞬一瞬に、いろいろな楽しさや困難、拍手や華やいだ笑顔があるはずですよね。しかも、そこにボーダーもないはずです。
パラリンピアンもデフリンピアンも、オリンピアンも一緒に、平行に並んで、開会式、して欲しいです。
では、また。