アパート内覧時に大切なコト、あるいは暮らしのストレス回避について

2024/09/11

これまで様々な方々を見ました。賃貸物件のご内覧です。娘さんの引っ越し先を家族全員でご覧になったケース(弟さんがダメ出ししてました)、本人ではなくお父様お母様だけで内覧、10秒で見学が終わった方、30分ほどかけて動画と写真とでじっくり記録される方、メジャー片手に大型冷蔵庫が置けるかどうかだけが目的の奥様……。

なにせ、これから数年のあいだ、あるいは10年以上暮らすのですから皆さん本気です。ここに決めるか他の物件にしようか思考回路がフル回転しているためか、その物件の利点をアピールしても「あーそーですかァ」とナマ返事。

そこで、短い経験ながらワタシ・オーサワMから「内覧の極意」を1つ。それは現地待ち合わせの時間より30分早く着くこと。そしていろいろと観察して暮らしを想像すること。壊れた自転車などが放置されてないか、ポストにチラシが突っ込まれたままではないか、共用通路や階段がきちんと清掃されているか、他の部屋のドア付近に私物が置き去りになってないか。それらから見えるのは、先の住人たちの共助性や建物の管理が行き届いているかどうか。暮らしやすさを、部屋の広さや周辺店舗の利便性から推測するだけでは足りないのです。共同住宅ならではの「人づきあいのストレス」を想像してみると少しでも安心できる物件が選べます。では、また。