うまい作文にはオイスターを足してみましょう、の巻

小学校の作文授業で習ったはずの「文章の書き出しは1字分、空けて書きはじめる」というインデントのルール。SNSばやりの昨今では若者のほとんどが忘れているか、そもそも正式な文章でマス目を埋めることをしない。

このブログを発信しているウェブの世界は、デザインとしてもインデントのスタイルは似合わない。それは字詰め(1行の文字数)が多いわりに、行も少ないから。2行や3行で終わるのに、いちいち字下げしてられないですよね。かくして1字下げの文章は「見たこともない」という日本人が増殖しつつあるのです。

だからといって、就職したら文章を書かなくてはいけない瞬間は必ずやってくるもの。例えば顧客への連絡、報告、説明。SNSそのままの話し口調「口語体」ではなく、正式な文語体。その時、だらだらとクドクドと続く文章を読ませられる側に立った上司は言うでしょう「分かりにくいッ!! 「話題を変える時の書き出しは1字下げろッ!!」

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