調剤薬局は万能の神ではない件。
数年ぶりのインフル大流行に加えてクスリ不足。解熱剤の在庫が全国の薬局からなくなりつつあるそうだ。つらいカラダを引きずって、やっとの思いで診察を受けたのに治すクスリが受け取れない。これほど無力感に打ちひしがれる瞬間もない。神は我を見放したかッ!!
病院の窓口ではクスリが受け取れない「院外処方」が法律で制定されてから50年を過ぎ、全国各地に調剤薬局がまだまだ増殖しつつありますね。全国展開の大きなドラッグストアでも処方箋を受け付けている。ただし薬剤師が不在だと処方薬はおろか、ロキソニンなどのいわゆる第一類医薬品は買えない。
でも、そもそも町の調剤薬局にすべての種類のクスリがある訳じゃないコトを多くの健康な市民はご存じない(病気持ちでクスリクスリと頼ってしまいがちなワタシは知ってます)。専門科クリニックに近接している薬局には、そこの先生が処方しそうなクスリはまぁまぁ在庫してるものの、その逆はないのだ。
ご安心ください。調剤薬局は在庫がないからといって断ることができない(薬剤師法第21条)。必ずメーカーから取り寄せて後日、レターパック(速達扱いのあの大きな厚紙封筒ね)で送ってくれるのだ。もちろん送料430円は薬局持ち。救いの紙封筒です。では、また。
※冒頭のクスリ不足は薬品メーカーのマターなのでこの限りではないかも(汗)