アパート暮らしのコツのコツ《その4》        悩ましき「音」モンダイ

 アパートマンション暮らしで問題となるジャンルはいろいろありますが、その筆頭が「音の苦情」。…今回はちょっとシリアスです。

 ひとくちに「音の苦情」といっても千差万別。1階に住む方が「上階の足音が…」のたぐいや2階に住む方の「1階の方のテレビの音が寝床に響く」といった苦情、空調のダクトの騒音、他の部屋の修繕工事の音、はては近くの小学校から聞こえてくる運動会練習の子供たちの声がウルサイ…それはアパートの問題ではないですね…w。

 それら「騒音」は実は個人個人で異なる「許容意識」のモンダイ、いわゆる閾値(しきいち)の境界がドコかということ。で、アパートマンション暮らしで念頭に置きたいのが①生活時間が皆、一緒ではない。隣りの方は昼間、寝ていたいのかも知れない。②一度、気になると小さい音でもその音の出どころに集中してしまう。いわゆる耳ダンボ状態。小さい音だとしても時間帯をわきまえること。③苦情は伝え方が大事。相手の事を想いやってくださいね。悪気があってのことではないんですから。

 要は人と人。1棟1棟すべて人の暮らしが詰まってます。暮らしがあれば音は出ます。出す方も聞こえる方も、人を想いやってこそ集合住宅。

 では、また。