東京の家賃、老後の生活を圧迫。――セカンドライフにも安心な「福島移住」
老後のセカンドライフを地方都市で――。50代も後半になると頭をよぎるのは、そういう想い。潜在的移住希望者は首都圏に相当な人数でいるはずです。
今日はいつになくリアルな書き出しで始まりました、福仙通商・オーサワMです。
東京にある「NPOふるさと回帰⽀援センター」が毎年発表している移住希望地ランキングで2021年、福島県は第11位。東北ではトップなんです。先週の日経・日曜版に冒頭の見出しが躍っていました。都内の家賃相場は福島市の2倍と言われます。都内23区の分譲型賃貸マンションの賃料は平均20万円。福島では平均10万円といったところでしょうか。つまり生活費が月額10万円も違ってくるという図式。サラリーマン人生の貯えが家賃で消えてゆくなら、地方移住という選択肢が浮上するワケです。
移住先として最も大きなポイントは「いざという時、大丈夫な街か?」。つまり老後の一番の心配事「健康」を考えて安心できるのか。加えて行政サービスはどうか。当然の選択肢だと思いますし、県立医大や民間の大型総合病院が充実していて、福島県庁や多機能な市役所のある福島市の魅力が抜きんでているのは明らかですよね。
私個人としては、さらに加えて四季折々の彩りを楽しめる花見山や信夫山、阿武隈の流れや吾妻の眺め、果樹園の実りやお米の美味しさを挙げたい。自然のなかで暮らす老後の時間はとても価値あるものになると信じています。では、また。