「勉強」しといてよ? 昭和のお話シリーズ 「お値引きは、商いの勉強」
「勉強してよ」…これは別にズトマヨの曲名なんかではありません。実は「値引き」のこと。
こんにちは、福仙通商の新人・オーサワMです。値引きのことを「勉強する」と表現するのは関西人から広まったらしいんですけど。値引き=勉強なんて言い換え、知らない人多いよね~。昭和の商店あるあるです。シチュエーション的には冒頭のように客から要求するのがフツー。売り手からは「オマケしときますよ」って言いますよね。お客から値切られた店主が「参りましたな~、じゃあ、ここは勉強させていただきますわ」と応えるんですね。お値引きすることを店主が商いの勉強をさせてもらう、という構図にした一種の洒落なんですね。
実はこの勉強という単語の語感が商売人として良いのか、福島市にも店の名前を「勉強堂」にしたお店屋さんが福島駅前にありましたし、郡山にはハンコ屋さん、若松にも書店さんがあります。※写真はネットから拝借した海外の店舗
え?不動産屋さんは勉強してくれないのかって? えーと、そうですねーあんまり安々と家賃を下げる大家さんはいませんね~。そこを何とかって粘れば? えーと、新人としてはノーコメントです(-_-;)
では、また。