不動産用語「む」


無垢材
(読み方:むくざい)

無垢材とはその名前のとおり、天然の木材のこと。反対にさまざまな木材を貼り合わせたものを集成材と呼ぶ。

無垢材の長所は、それが生きているということ。切り取られ建材になっても呼吸をしている。ゆえに割れも起こるし、反りや曲がりも起こる。

しかし、逆に現代では、それが不利になることもある。規格統一品を第一として、曲がりや反りが起こるとクレームをつけるユーザーも多い。ハウスメーカーや工務店はこれを嫌って、曲がりや反りの起こらない集成材を使う。

しかし、集成材に使われる接着剤はホルムアルデヒドを発生し、シックハウスの原因になった。現在では、発生するホルムアルデヒドの量は以前より減ってはいるが、ゼロになったわけではない。

[関連ワード]ホルムアルデヒド
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