不動産用語「よ」
容積率
- (読み方:ようせきりつ)
延べ面積を敷地面積で割った値のこと。例えば、敷地面積が100平方メートル、その敷地上にある住宅の延べ面積が90平方メートルならば、この住宅の容積率は90%ということになる。
建物の容積率の限度は、原則的には用途地域ごとに、都市計画によってあらかじめ指定されている。
たとえば、住居系用途地域の第1種・第2種低層住居専用地域では、容積率は「5/10、6/10、8/10、10/10、15/10、20/10」となっており、この中から建築物の種類に合わせて各都道府県の定める数値を選び、それにあわせて建築をしなければならない。
さらに、前面道路の幅が狭い等の場合には、指定された容積率を使い切ることができないケースもあるので、注意が必要である。
また、住宅の地下室は条件によって不算入にできる。
[関連ワード]延べ面積 地下室 建ぺい率
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